11月4日(火)、5、6年生は、高岡人権擁護委員の方々をお迎えして、人権教室を実施しました。
まず、人権とは何かについて説明を受けました。人が人らしく生きる権利であり、生まれながらにもっているものであり、自分も友達も先生も家族もみんなが大切にされるということです。


いじめについて考えるビデオを見る前に、3つの質問をされました。
・もし、自分がいじめられたら、どんな気持ちになだろう?
・もし、友達がいじめられていたら、どうするだろう?
・なぜ、いじめはだめだと分かっていても起こるのだろう?
子供たちは、自分の正直な気持ちを話していました。



その後、いじめが起こったある教室での様子をドラマ仕立てにしたビデオで見ました。ちょっとしたことからいじめに発展した様子や周りの子供たちがだめだと思いながらも止めることができない様子、先生に言ったら今度は自分が何をされるか怖いから何もできない様子、相談に乗ってくれたピアノ教室のお姉さんから教えてもらった方法を試す様子、勇気をふりしぼってクラスでの話し合いで意見を言う様子等、身近に起こりそうなビデオの内容に子供たちは真剣に向き合っていました。ビデオを見た後、近くの人と感想を話し合いました。



「いじめている人にどうしていじめるのか聞いてみたいし、やめるよう伝えたい」「いじめている人に言えなかったら、せめて先生に伝えたい」など、思いを発表し合いました。

自分のことを優先に考えがちですが、みんなが幸せに過ごすためには、相手の気持ちを考えることが重要だと学びました。人権は、全ての人が大切にされる権利です。いろいろ経験しながら、失敗も学びにかえて、みんなが安心して過ごせるように今日の学びを生かしてほしいと思います。
高岡人権擁護委員協議会のみなさま、ありがとうございました。