5年生 6年生

5、6年 いのちの授業

12月9日(火)、5、6年生は、富山国際大学の松嶋先生を講師に迎え、いのちの授業をしていただきました。先生との授業は初めてなので、4限目は、クイズやゲームをして心をほぐしてくださいました。

子供たちは、どんなクイズが出てくるのか、興味津々でした。とんちの効いた「けんめいクイズ」を楽しみました。

また、風船を膨らませ、2チームで手をつないだ状態で30回風船を上げられるか、チャレンジしました。チャレンジ成功すると、風船にガムテープを貼り、少しずつ重くして再チャレンジ。

松嶋先生は、心をほぐした後、子供たちに①「からだ」を元気にしてくれるもの②「こころ」を元気にしてくれるもの③将来の夢やどんな人になりたいか考えているか について聞かれました。そして、「けんめいクイズ」の「けんめい」を漢字「懸命」に変え、「あきらめず努力し続けること」「いのち」について午後からみんなと一緒に学ぶことを話されました。子供たちの表情が一気に真剣モードに変わりました。

午後、松嶋先生自身のご経験を基にした「いのち」の授業が始まりました。子供たちは、先生のお話を真剣に聞き、よく考えていました。子供たちの真剣さが表情からも伝わってきました。

松嶋先生は、「精一杯生きることが『だれかの元気になる』、感謝の言葉を伝えることが『だれかの元気になる』、そして『だれかの笑顔になる』だから、一期一会を一期一笑と書きたい」などと話されました。

最後に、「人生」の間に言葉を足して「人と生きる」と書かれ、「人と生きるの間にどんな言葉を入れますか?」と問われました。子供たちは、「協力して」「笑い合って」「助け合って」「ほめ合って」「力を合わせて」と答えました。どれも素敵なことばでした。

授業後、何人もの子供たちが感想を伝えました。中には、涙ながらに思ったことを伝える子供もいました。松嶋先生の思いが子供たちに伝わっていることを感じました。

とても力強く、そして子供たちへの愛情があふれる授業でした。

松嶋先生、本当にありがとうございました。

 

子供たちの感想を少し紹介します。

・人生は、人と助け合っていくことで、一人よりも一緒に協力した方が可能性が増えたり、落ち込んでいるときに励まされたりできると分かりました。しかし、助け合って生きていくためには、人と人とのつながりを大切にしないといけないことも分かりました。人間関係を大切にしながら生きていくことで、困ったときに助けてくれる人が自然にできてくると思うので、人間関係を大切にしていきたいです。

・松嶋先生の授業を受けて、たとえボロボロになったとしてもあきらめずに挑戦しようと思いました。松嶋先生に教えていただいたあきらめないことを大切にして、つらいことがあっても挑戦しようと思います。

・生きる大切さを知ることができたし、あきらめないことが大切だと思いました。また、人と力を合わせて生きることや人を思いやることが大切だと思いました。あきらめなかったらいつか必ずできるようになることが分かりました。「懸命」を意識して生活したいと思いました。私は、これから人と力を合わせることを意識したいと思いました。

・松嶋先生の授業は楽しかったです。楽しいだけでなく、苦しみを乗り越えてみんなといる幸せが分かりました。一期一会の意味だけでなく一期一笑とも教えてくださいました。人と会う一日一日を大切にしようと思いました。人と笑い合える幸せ、食べ物の味がする幸せを感じることができてとても嬉しいです。これから、感謝の気持ちを大切にして「ありがとう」と言葉に表していきます。命の大切さを教えてくださり、ありがとうございました。

 

ぜひ、ご家庭でも今日の授業についてお話を聞いていただき、いのちについて考える機会にしてみてください。

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